それは船が作られた目的ではない。
by.パウロ・コエーリョ.1947.8.24生
[ブラジル/小説家・作詞家]
(画像:Wikipediaより)
もし、部屋に閉じこもっているなら・・・
「あなたは、その部屋に閉じこもる為に生きているのですか?」
もし、不満を言いながら生活をしているなら・・・
「あなたは、不満を言い続ける為に生きているのですか?」
もし、嫌々なシゴトをしている日々なら・・・
「あなたは、そのシゴトを嫌々するために続けているのですか?」
もし、向上心もなく、毎日同じことの繰り返しでイイと思っているなら・・・
「あなたは、同じ繰り返しの日々を送る為に過ごしているのですか?」
・・・・
モノ自体には意思がありません(当然です)。
しかし、使う人によって、意思が吹き込まれたように、
人の役に立ったり、喜ばせたり、楽しませたり、怒らせたりします。
人には、既に意思(意志)があります。
しかし、その意思(意志)がないように、繰り返しの日々です。
人の役に立ったり、喜ばせたり、楽しませたり、怒らせたりできるのに、
それを避けるように、それが面倒くさいように、
その意思(意志)を無理矢理抑制し、
意思(意志)とは反する言動を行ないつつ、人生を歩んでいます。
あなたの存在意義は何ですか!?
あなたの価値とは何ですか!?
あなたはどうなりたいのですか?
あなたは何をしたいのですか?
あなたは今・・・生きる悦びを感じてますか?
人は、一人では生きていけないと誰もが口にします。
ということは、必ず人間関係を伴いながら人生を歩みます。
あなたの存在意義や価値は、あなたが決めることではありません。
しかし、他人がとやかく言うことでもありません。
それでも、あなたの存在意義や価値を感じる場面が必ずあります。
それは、他人から「ありがとう」を言われることです。
「ありがとう」を(見返りとして)言われる為に行動するのではなく、
誰かの役に立ちたい、という気持ちのみで行動するのです。
人によっては、感謝もせず「ありがとう」を言わない人もいます。
しかし、その考えを他人が変えることは出来ません。
(本人自身が改心し、感謝できる人になることを望むだけです。)
ですから、「ありがとう」の見返りを求めてはいけません。
「ありがとう」を言われないなら、やらない・・・というのは、
偽善でしかないわけです。
誠実な気持ちで、人の役に立てることが相手に伝われば、
「ありがとう」が存在意義と化します。
先ず、親や兄弟から
「ありがとう」って言われてみて下さい。
友達や先輩後輩から
「ありがとう」って言われてみて下さい。
近所のおじさん、おばさんから
「ありがとう」って言われてみて下さい。
そこからなんですね。
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