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ブランド」と聞くと、大企業の会社名やロゴ、高級な商品などを連想しがちですが、単純なことではありません。「ブランド化ブランディング」は、事業をする者にとっても、そこで働く従業員においても、重要なことでありながら、誤解あるいは疎かにされている現状があります。
今後、中小企業の経営者、個人事業主、フリーランサー、ネットワーカー、さらに会社勤めの個人においても、強化すべきことは「人のブランド化」ということです。セルフブランディング、パーソナルブランディングとも言われている概念です。
自己をブランド化(ブランディング)することが、どれだけ優位に立てるかをこの際、考えてみては如何でしょうか。

 

ここでは先ず、「ブランド」「ブランディング」について説明していきます。

※企業ブランド化(コーポレート・ブランディング)においても参考になります。

 

◇ ポイント ◇

あなたは、何によって憶えられたいのか?
by. ピーター・ドラッカー(プロフェッショナルの条件より)

 

 

ブランドとは? ブランディングとは?

 

Brand  ing

 

つまり、現在進行形であること。

ということは、ビジネス・商売・事業をやっている間、「ブランド」を維持するためには継続しなければならないプロセスであると言えます。

ブランドの役目、ブランディングの必要性についてはコチラ>>

 

ブランディング」とは、「ブランド」になるため、または維持するためのマーケティング・プロセスとしての活動・行為である、ということです。

 

ブランドは市場マーケットをセグメントする,ブランドは長期的かつ永続的な差別化によって構築される,ブランドは生きた記憶である,ブランドは遺伝的プログラムである,ブランドは製品に意味と方向を与える,ブランドは契約である

 

ブランドの定義、概念というのは、書籍、ネットで様々なことが書かれています。上記のブランド概念を見てみると、イメージ的(比喩的)な概念もありますが、具体的な戦略にもなっているということが分かります。

端的に言うならば、

ブランディング」とは、イメージ戦略であり、マーケティング戦略であるわけです。

 

学者ジャン・ノエル・カプフェレ(J.N.Kapferer)は、

「ブランドは部分と全体の両方である。それは製品やサービスのマークであると同時に、有形・無形の満足を約束する包括的な価値でもある。」

としており、さらに「ブランディング」は、「独創的なプロセスである」とも伝えています。

つまり、

ブランド」は、「(有形・無形の)価値」でもあり、「ブランディング」は、その「価値」を訴求するための活動、と考えることができます。

他者・他社の模倣(ものまね)だけでは「ブランディング」にはならないということです。それも当然の話です。

 

もともと、

ブランディング」の目的は、市場でのライバルとの差別化であり、競争優位性を得るための戦略です。

ライバルとなる他者・他社を意識する(無視しないという意味)と同時に、市場・マーケットを意識していきながら、「ブランディング」を行う上での方向性やビジョン、そしてポジションを見つけていくわけです。
そうです。以前お話ししましたが、「ブランディング」の前にあるプロセス・・・「ポジショニング」です。

ポジショニングについてはコチラ>>

 

ポジショニング」の延長線上に「ブランディング」がある

ポジショニング,ブランディング,関係,関連性

 

「ブランドをどのように決めようか?」・・・と考える前に、「ポジショニングをどこにしようか?」を考えることが先になります。

「ポジショニング」が決まれば、「ブランディング 」の方向性は決まってきます。「ポジショニング」を間違えれば、「ブランディング」も成功しない、と言えます。

 

ポジショニング」と「ブランディング」の関係は・・・

 

ブランディングに成功し、ある業界・分野において「ブランド」となると、

■■■だったら、””さんにお願いする」
■■■については、””さんに訊く」
■■■なら、””のところで買う」

 

となります。この場合、■■■が「ポジショニング」によるポジション(セグメント・属性・分野など)付けであり、選択肢の中から””さんが選択されること、それが「ブランディング」ということになります。

美容室なら何々店の誰々、車の修理なら何々、豆腐を食べるならどこどこの豆腐、靴を買うなら何々店、バックを買うなら何メーカー、醤油を買うなら三河屋さん・・・なども同様で、その個人個人の拘りとなる会社や商品、人物が「ブランド」です。

 

あなたは、何によって憶えられたいのか?
by. ピーター・ドラッカー(プロフェッショナルの条件より)

 

■■■のセグメントが小さければ小さいほど、「ブランディング」はし易くなると言われています。が、「ブランディング」自体、市場規模や客数等は関係ありません。「知ってもらう」という点では、人数の多さはポイントですが、「ブランド」という意味では、受け入れてもらうのは一部の人でもいいのです。100人いたら、100人に受け入れられる必要はありません。100人のうち1人でもいいのです。

極論で言うと「人のブランド化」は、ターゲットとなる人、共感してくれる人に受け入れてもらえばいい、ということになります。

そういった意味で言うと、「人のブランド化」というものは「ファン(人気)」とも言えます。
ファンがいる、ファンが増える・・・そこには理由があります。最も分かりやすい理由の一つは、好き嫌いの感情です。好きか、嫌いか、どちらでもないか・・・という感情・情動は、その人のもつ価値観やアイデンティティなどによるもの。ですから、沢山の人に好かれようとすること自体に無理があるため、好かれたい人に好かれる、ファンになってくれる人になってもらう・・・そのためにはどうすれば良いのか、ということを考えていくことになるのです。

 

※(知名度として)「知られる」ことが「ブランド」ではないということ・・・

知名度を上げることがブランディングである!という広告会社やコンサルタントの浅さかな提案が以前ありましたが、知名度を上げるために、資金を投入してメディアで宣伝したり、本やCDを出版したり・・・自己の型が出来ていない状態でプロモーション(PR)を行なったとしても、世間の人々は、振り向いてもくれません。大して興味をもたないからです。それで上手くいくなら、芸人さん達は苦労しませんよね。

 

続きます・・・

”私”をブランド化する戦略〜ブランディングとは(2)〜>>

 

 

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