LinkedIn にシェア
LINEで送る
[`evernote` not found]

アウト・ソーシング」は、適用範囲が広いのですが、詳しくない人、もしくは偏見(パラダイム)で判断している人は、アウト・ソーシング=人材派遣、と誤解している傾向があります。戦略的に考えると無知によって活用しないではなく、有知によって、活用するかどうかを判断すればいいと思います。脱誤苦テーマ「アウトソーシング」についてです。これを読まれてる方は、是非正確に理解し、アウトソースを検討してください。

 

アウト・ソーシングとは

 

Out」+「Sourcing

直訳して外部と資源で、「外部資源化」と訳されています。

いわゆる、「自社の資源を外部化すること」または

外部の資源を活用すること」として解釈して下さい。

 

広義的アウト・ソーシング

外部の会社または人物に資源(ヒト・カネ・モノ、能力・スキル・ノウハウなど)を求め、その時、その場面に応じた契約を交わし、より専門性の高いものを要する業務・サービスの全て又は一部を依頼し、そのサービス自体もしくは完成・完遂されたものなど約束された事がらに対して報酬を支払うサービス事業である。

狭義的アウト・ソーシング

これについては、いくつか唱えられているが、私が最も妥当だと思うのは、業務又は事業の企画立案から設計・運営までも携わる委託契約のことをいう。この場合、受託した委託先は、さらに専門的な会社・人物と連携して業務にあたる場合が多い。いわゆるプロジェクト型業務のアウトソーシングである。

 

図にすると・・・こんな感じでしょうか。

アウトソーシング概略図

 

 

基本的なこととして、

外部との連携(外部資源の活用)をアウトソースと言い、

その対象となる外部の会社、組織、個人をアウトソーサーと言います。

 

例えば・・・

弁護士や会計コンサルタントなどもアウトソーサー的存在。

デパートやアウトレットなどのショップを
運営代行している販売代行会社も。

ファブレス企業と言われる工場を持たないメーカーは、
その製造をアウトソースしたことになる。

従業員の毎月の給料の計算を内部で行なわず、
給与計算専門の会社に委託することも。

自社のホームページの運営・管理を
専門業者に委託することもアウトソース。

営業を委託する営業代行、セールスフォースも同様。

アフィリエイトなども宣伝、販売を委託したことになる。

運搬、配達などを専門業者に依頼することもアウトソース。

輸入転売をネット上で行なう方で、
AMAZONなどに全ての作業をお願いしているのも同様。

 

 

アウトソーシングの目的は、コア・コンピタンス

 

outsourcing,アウトソーシング

 

個人事業でも会社でもそうですが、事業における業務(タスク)をいかに、

シンプルに、明瞭に、身軽にするか・・・ということが

効率化、迅速化、コスト削減、リスク低減などに影響付けられています。

 

そのために、

自己能力の弱みや専門外などを外部(アウトソーサー)にお願いすることで、

自らの専門分野、能力、リソースなどに注力、強化することができ、

コア・コンピタンス化を図ること=ケイパビリティ強化へとつながるのです。

 

コア・コンピタンス(Core competence)とは

企業または個人の持つ、「核(コア)となる能力(コンピタンス)」であり、「顧客に対して、他社に真似のできない価値を提供出来る自己能力」と意義付けされているものです。
価値提供という概念から言うと「バリュー・プロポジション」、プロモーション的な概念ですと「USP(ユニーク・セリング・プロポジション)」に繋がります。
「あなたの強みは何ですか?」という問いに答え得るモノ(能力)です。
ですから、それだけは絶対に誰にも任せられないタスク、あるいはそれ以上分離出来ないコンピタンスとなるものです。

 

outsourcing_core

 

 

コアの能力ではない、ノンコアの能力を磨き上げるために、

時間とお金をかけて向上させるような展開、スピードですと、

事業タイミングや市場・顧客に対する価値の提供も遅れてしまいます。

あるいは、ノンコアを磨くこともせず低サービスで提供してしまうと、

評判が落ち、ビジネスにならないことも多々あるわけです。

 

結局、アウトソースすることは、

自分に足りないこと、自分では面倒なことにエネルギー(時間、労力など)を

ムダに消費しないように、他社(他者)とタッグを組んでそれらをお願いし、

自分の本来やるべきことにエネルギーをかけて、洗練し、

より良いサービス、ビジネス・事業を行なうことになるのです。

※ちなみに、全てを自分自身(自社内)で行なうことをイン・ソースと言います。

 

 

個人で営業・販売系のビジネスを行ないたいと考えている人で、

商品・プロダクトを自分で作ることが面倒な方は、

他社・他者の商品・プロダクトを利用したり、

アイデアがあるなら、それを試作から製品化までを委託することも可能です。

 

あるいは、

インターネットを苦手とする店舗や中小企業を見つけ、

インターネットでの販売や宣伝を代わりに行なう、・・・

ということも、ネットビジネスが得意な方は可能になります。

 

各々、得意な点を活かし、不得意な点を補い、

Win-Winの関係を築くことができる戦略がアウトソーシングなのです。

 

 

アウトソーシングのメリット、デメリット

 

アウトソーシングのメリット

 

outsourcing_meritアウトソーシングのメリット

図をクリックしますと、拡大します。

 

 

アウトソーシングのデ・メリットと解決策

 

outsourcing_demeritアウトソーシングのデメリット

図をクリックしますと、拡大します。

 

 

『 パートナー』とは、仲の良い友達ではありません。

確かに、知っている人の方が安心ということもありますが、

知っている人だからこそ、色々と問題も出てきます。

 

ビジネスに絡める場合は、知っている人、仲の良い友達・・・ではなく、

『ビジネス・パートナー』を正しく選択する必要があります。

 

『ビジネス・パートナー』の考え方

 

outsourcing_partner

図をクリックしますと、拡大します。

 

 

パートナー』は、結婚相手として想えるくらい大事な関係です。

そこには、成功するために存在する関係にはなりますが、

失敗をすることも踏まえた上で、

互いに乗り越えていけるような関係である必要があります。

ですから、

ビジョン、価値観、目的などが共感出来る方であり、上下関係ではなく、

横の関係を主とした存在として素晴らしい『パートナー』であるということです。

 

楽しいことを一緒にやった仲間は 本当の仲間じゃない
苦しいことを一緒にわけあった仲間が 本当の仲間だ。

by. 義家弘介[ヤンキー先生・国会議員]

 

このくらいの仲間(パートナー)がいるといいでしょう。

 

創立期に藤沢武夫って経営の名人に巡り合えて、二十数年も一緒に仕事をしてきた。世間の人たちは、俺と藤沢のことを水と油だとか、太陽と月だとかに例えて言っているようだけど、若いころに腹をぶち割って話し合い、互いの長所を心底認め合ったんだ。ちょっとやそっとじゃ壊れる仲じゃない。男同士の友情なんて派手な言葉は好きじゃないが、他人に友情を求めるなら相手の秘密を絶対に守ること。人間親しくなれば当然相手の不可侵領域まで立ち入るようになる。それを軽々しく他人に喋るようじゃ、友情だの信頼だのが成り立つわけがないよね。

by. 本田宗一郎[ホンダ創業者]

 

 

「パートナー」とトラブルにならないために

 

「パートナー」となる人が、

まだ付き合いが浅いとか、逆に長い付き合いで死ぬまで仲間でいたいと思う場合は、

トラブルにならないように、曖昧な約束をしないことです。

仲が良ければ良いほど、口約束ではなく、書面にすることをおススメします。

 

「信じてたのに・・・」とならないためのことでもあり、

実際の話しを聞いても、ビジネスが順調で利益が出始めると、

取り分(利益配分)の問題、ビジョンの変化、価値観の相違などでトラブルが生じ、

最終的に決裂してしまうことがあります。

 

outsourcing_keiyaku

 

 

契約書という固いものでなくても、打合せ事項とか覚え書きなどの名称で

書面化しておくことが無難です。

 

特に、ビジネスが良い方向に進む場合もそうですが、

失敗した場合も同様に決めておきます。

株配分がある場合も、同様に決めておく、あるいは見直すことをおススメします。

 

起業において、投資して下さる場合も同様です。

知人だからといって、甘えて投資を受けると、後々トラブルになる場合も多々あります。

その辺りは、細かく決めていくことです。

 

 

どちらにしても、

信念や情熱をもって活動すれば、良いパートナーに出会えると信じましょう。

 

 

では、

この「アウトソーシング」を戦略的に考えることで、

ビジネス・事業における強固な状態、新展開、ファウンダーの思考につながることを

別ページ「戦略的アウトソースとコア・コンピタンス経営」でお話しします。

 

戦略的アウトソースとコア・コンピタンス経営」>>

 

 

ご購読頂き、ありがとうございます。

ご意見等ございましたら、お気軽にお送りください。
⇒ お問い合わせフォーム

先頭へもどる

 

自己を仕事やビジネスに活かす、ための基本情報「マーケティング入門」を当ブログサイトで発信中
⇒ マーケティングについてのメニュー